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Showing posts from October, 2021

Lady Wynwood #7 early release Kickstarter

I worked on my first Kickstarter and it got approved! It’s for the Special Edition Hardcover of Lady Wynwood’s Spies, volume 1: Archer and the release of Lady Wynwood’s Spies, volume 7: Spinster. I contacted my graphic designer about the Special Edition Hardcover of vol. 1: Archer—it’s going to be SO beautiful! The Kickstarter focuses on the Special Edition Hardcover, but it’ll also include vol. 7: Spinster so that it’ll sort of be like a launch day for vol. 7, too. A third special thing that’ll be in the Kickstarter is Special Edition Paperbacks of all the books in the series. They won’t be available in stores, just in the Kickstarter (and later, from my website, and also in my Patreon book box tiers if I decide to do them). The Kickstarter is not live yet, but you can follow it to be alerted when it has launched. (You may need to create a free Kickstarter account.) Follow Camy’s Kickstarter

ひとり寿司第7章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 7 レックスは、駐車場にある歩道の縁石の外側にすわった。太陽の弱い光のために頭が温かくなり、ストレートヘアがヘルメットのように感じられた。もう一度、深く息を吸ったが、ありがたいことに何もにおわない。少なくとも強いにおいはしない。刈られた芝が、土と何か花のようなにおいと混じったような、かすかなにおいがするだけで、ただ新鮮で無臭の空気だ。レックスの火山のような胃を、もう一度、噴火させるようなものは何もない。 靴のかかとの周りで円を描いているアリを見つめた。このスタートアップの会社で、レックス...

The Saint's Magic Power is Omnipotent by Yuka Tachibana

This is a light novel fantasy romance series that I absolutely LOVE and I wish it would come out with volumes sooner! The Saint's Magic Power is Omnipotent (Light Novel) Vol. 1 This is Not the Saint You're Looking For Could workaholic office lady Sei be a legendary Saint? Not according to the crown prince of another world who summoned her and quickly declared a different girl was the real Saint! That suits Sei just fine--she would much rather spend her days quietly helping people with her unbelievably powerful magic. But how long can Sei live her ideal life of leisure before her true nature is revealed? Camy: When I first picked this book up, it was because of a recommendation on Kobo, and I’m SO glad I did! I read the sample and was completely hooked. I bought the first book and absolutely devoured it. I then bought books 2 and 3 the same day I finished book 1. I really love how the heroine is extremely pragmatic. She’s a working women (in Japan they call them “offi...

We made the USA Today Bestseller list!

ひとり寿司第6章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** **********  朝、レックスは勤務先であるハイテク製造会社のドアを開けた。ゴルゴンのような恐ろしい顔の女とインターンが怒鳴り合っている声が、耳に心地よく響く。 「あなたが散らかしたんだから、あなたが片付けるのよ!」事務員の怒鳴り声が、ロビーから廊下を通って部長のオフィスまで響いている。 「家族の集まりがあったんです!」新しく雇われたインターンのキャリーは、頭を横に振る理由がたくさんあるようだ。 レックスがガラスのドアを通って中に入る音も、その口論を止められない。 その...

The Emperor's Lady-in-Waiting Is Wanted as a Bride by Kanata Satsuki

I have to confess, I’m a HUGE sucker for fantasy romance light novels. They’re fantasy novels that tend to not take themselves seriously (as opposed to more serious fantasy like Brandon Sanderson or Game of Thrones), and the romance is light, fluffy, and frothy (if it were possible for romance to be all three at once). One such fantasy romance light novel series (which has been translated into English) is  The Emperor’s Lady-in-Waiting Is Wanted as a Bride: Volume 1 by Kanata Satsuki. There’s only 2 books in the series so far, but I really enjoyed them a lot. Here’s the back cover description for book 1 in the series: Qatora was once a valiant knight of the Razanate Empire who gave her life to protect a young imperial noble. The tragedy cast her into the primordial Light of Origin, which not only revealed to her a dangerous secret... but also reincarnated her! She now lives as Lyse Winslette, the humble daughter of a poor baron in a neighboring country, who is doing everything i...

Autumn Teas Gift Sampler @AdagioTeas #adagio #tea

I was very fortunate when Adagio Teas offered to send me a few samplers to try and blog about. The weather just turned cold when I got this Autumn Teas sampler! The box got a little crushed in the mail, though. Here’s the description on the website: Is there anything better than crisp air, big sweaters, and pumpkin spice everything? For lovers of all things Fall, we've put together a collection of teas to capture the essence of the season. This set includes: autumn mist green - Gently smoky gunpowder combined with bright tangy apples and rose hips, bring to mind a misty morning stroll. Blended With Gunpowder Tea, Apple Pieces, Cinnamon, Rose Hips, Natural Creme Brulee Flavor, Marigold Flowers & Rose Petals bonfire - An Autumn medley of hazelnut, cocoa and exotic spices, with a soft note of apples and a hint of blazing hearth. Blended With Honeybush Tea, Apple Pieces, Lapsang Souchong Tea, Aniseed, Cocoa Nibs, Cinnamon, Rose Hips, Cloves, Orange, Red Peppercorn, Sa...

ひとり寿司第6章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 6 「コンドミニアム探しに行かなきゃ」レックスはチャンキーモンキー・アイスを一口食べ、傷ついたオーク製のコーヒーテーブルに足を伸ばした。 トリッシュは、チェリーガルシア・アイスの隅から見上げた。「え、どうして?」 「計画変更よ」居間に置かれた、光沢のないオレンジ色とにごった茶色のソファの上に落ちてしまった一滴のアイスクリームをこすった。 「キンムンがあなたの最初の作戦だったの? 大した作戦じゃないわね」 レックスは、しばらく怒りがおさまらないだろうと思っていた。本当に、そん...

SAVE THE DATE releases today!

I’m happy to announce that my first Contemporary Romance story in 5 years releases today! The Wedding Kimono is one of TWELVE novellas in this massive Christian Contemporary Romance collection. Here’s the back cover description: Weddings for every season and occasion. Adventures, mishaps, and dream destinations—this collection has it all! As our guest of honor, you’re cordially invited on a journey through twelve heartwarming and inspirational novellas that will take you from small-town America to romantic Paris, from the sunny shores of Hawaii to New Zealand. Office romances, friends-to-lovers, second chances, and more await you in these stories full of forgiveness, redemption, laughter, and love. Say “I do” and claim your copy of this limited-time anthology by your favorite USA Today and bestselling Christian romance authors! January Hope by Kari Trumbo Clothing historian Cleo goes on the hunt for an 1880s fashion magazine wedding dress. Discovering it's part of a mu...

ひとり寿司第5章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** 「だけど、ミミの言うことも、もっともだわ」  レックスは、トリッシュのシャツをゴシゴシこすった。「あの子が一回ぐらい知的な考え方をしたからって、どうでもいいんだけどね」 「ちょっと、お願いだからもっと優しくしてくれない? これ、いくらだったと思うのよ」 「そんなこと私が気にすると思う?」 「私じゃなくて、ミミを狙えばよかったじゃない」 「ごめんね、今度、三秒以内に嘘をつかれたり、捨てられたり、ショックを受けることがあったら、もっと都合のいい方向にコ...

The Apothecary Diaries by Natsu Hyuuga

I had a lot of health issues for almost all of August and about half of September, and I’m still struggling with IBS. The only thing I could do to get my mind off the pain and nausea was to read, so I ended up reading a bunch of books on my TBR pile. I read a lot of really excellent books and thought I’d blog about them (since I wasn’t getting any work done while I was sick). Today I’m blogging about The Apothecary Diaries: Volume 1 (Light Novel) , the first book in a light novel series. I actually read the first book in this series a while ago, but the 3rd volume just came out and I pretty much devoured it. This has become one of my favorite series lately. It’s a novel series set in historical China, but since it’s a light novel series, it’s not the same tone as a typical English-language novel set in historical China. It’s actually rather light-hearted at times and with a kind of magical atmosphere to the story that sucks you in. Here’s the back cover description for book 1: ...