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Showing posts from June, 2022

Writing Progress - Sushi and Suspicions is done!

I finished writing Sushi and Suspicions and turned it in! To celebrate, I ate my favorite peach jelly from Minamoto Kichoan ! I was a bit surprised to realize at the end of the book that there wasn’t as much romance as in some of my other books, maybe because there were a lot of characters in this book compared to other romantic suspense novels I’ve written. Sushi and Suspicions will be releasing in June in the multi-author box set Summer Suspicions . Even though it’s a box set, each Christian Romantic Suspense novel in it is a full book, so it’s a great deal! Preorder Summer Suspicions for only 99 cents!

ひとり寿司第18章パート4

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** レックスは、お金が必要だった。 彼女にとってこんなに大事なことが、始まる前に終わってしまうかもしれないなんて、なんという皮肉だろう。 ワサマタユの年会費は数千ドル——ペアで働いている時だったら心配しなくてよかったのに。貯蓄を崩して、うちで節約しながら生活しているうちに、給料のいいエンジニアの仕事に戻ることができるだろうか。 さて、トライアウトの前に、五千ドルの前金を支払わなくてはならなかった。入れなかった時には返金されるそうだ。 レックスは、そこをもう一

Year of the Dog serial novel, chapter 2

I’m posting a Humorous Christian Romantic Suspense serial novel here on my blog! Year of the Dog is a (second) prequel to my Warubozu Spa Chronicles series. Year of the Dog serial novel by Camy Tang Mari Mutou, a professional dog trainer, is having a bad year. While renovating her new dog kenneling and training facility, she needs to move in with her disapproving family, who have always made her feel inadequate—according to them, a job requiring her to be covered in dog hair and slobber is an embarrassment to the family. She convinces her ex-boyfriend to take her dog for a few months … but discovers that his brother is the irate security expert whose car she accidentally rear-ended a few weeks earlier. Ashwin Keitou has enough problems. His aunt has just shown up on his doorstep, expecting to move in with him, and he can’t say no because he owes her everything—after his mother walked out on them, Auntie Nell took in Ashwin and his brother and raised them in a loving Chri

Camy Tang's June newsletter

My Camy Tang (Christian Contemporary Romantic Suspense) newsletter went out last week, but in case you missed it, you can click on the link below to read it. My newsletter this month features my new Humorous Christian Romantic Suspense serial novel, Year of the Dog , and the link to the summary post on the background about the novel and the first chapter. I also featured the link to my Chocolate Hazelnut Rooibos tea recipe. Click here to read my Camy Tang newsletter for this month.

ひとり寿司第18章パート3

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** バレーボールに向かう途中、さらに二件の電話をさばいた。横滑りしながら駐車場に入り、駐車スペースで急停止した。サイドブレーキを引いて、高校のジムの入口へと急いだ。 「レックス・坂井さんですか?」三人のアジア系男子のうち一人が、入口の近くに立っていた。 レックスは硬くなり、中にいる選手をのぞき見た。何を考えていたのだろうか——二メートルも離れていないところに友達がいるのに、見知らぬ人に攻撃されるとでも? 長身で細身、大学を卒業したばかりのように見える、話しかけて

For writers - my Book Creation Process

I’m not entirely sure if this might interest some of you, but I posted about my entire book creation process on my Story Sensei blog for writers. If any of you are writers and are curious as to how I create my books from start to finish, I listed each stage of my personal process. Each writer is different and will do things differently, but this is the process that I’ve found works best for me (at least for now). Click here to read the article.

Camille Elliot's June newsletter

My Camille Elliot (Christian Regency Romantic Suspense) newsletter went out last week, but in case you missed it, you can click on the link below to read it. My newsletter this month features the link to the Regency-era recipe of the Pound Seed Cake that my characters noshed on in Lady Wynwood’s Spies, volume 3: Aggressor . If you give the recipe a shot, please do let me know how you liked it! I also talked a bit about a change in how I’m doing my writing for the next 2 books in the series. I’m hoping to be able to release them this year sometime. Click here to read my Camille Elliot newsletter for this month.

ひとり寿司第18章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** 彼らは彼女をねらっていた。 大学の試合のチケットが、ただで手に入るということを祖母がどうやって知るようになったのか、レックスには分からなかった。レックスの携帯を盗聴したのだとしたら、見過ごすことはできない。 だけど、もうどうでもいい。ニュースは出た。祖母の友人の息子全員に知れ渡ってしまったのだ。 だから、彼らはみな、レックスをねらっていた。 退社しようとコンピュータを消した途端、携帯が鳴り始めた。大変、あと十五分で日系ジムに着けるかな。 「レクソー・

Meet the hero and heroine from Stalker in the Shadows

When I write, I usually come up with the characters in a story first. Sometimes I feel a bit like Zeus, whose daughter jumped out of his head fully grown—the characters start walking and talking in my brain as I develop the story. When I start writing the manuscript, I will often pick an actor or actress to use for when I visualize the characters. It makes it a bit easier when I have to describe them, although sometimes I have a difficult time finding just the right “look” for my characters. I recently unearthed my copy of an old blog post that had been taken down from the original website. I wrote the blog post when I was writing my Christian Romantic Suspense, Stalker in the Shadows , but it’s never been posted on my blog, so I thought I’d repost it here: I just saw an article about actor Karl Urban, and drooled a little over his yummy photo: Karl Urban is the actor I envisioned for my hero, Shaun O’Neill, in Stalker in the Shadows , except that Shaun has very blue eyes an

ひとり寿司第18章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 18 今は、レックスが大好きな気晴らしの時間——いとこのブライドジラの相手をすることだ。できる限り長い間放っておいたのだが、今は金曜日の夕方。オフィスのドアを閉め、マリコに電話をかけようと腰かけた。 「もしもし?」 レックスはためらった。甘く柔らかい声——とてもマリコらしくない。「マリコ、レックスよ」 「何か用?」マリコはいつもの声で怒鳴った。 「明日のブライダルシャワー、行けない」 「もちろん、来られるわ」一言一言がナイフのように鋭い。 レックスはため息をついた。マ

Lemon Poppy Seed Tea Cakes using Sourdough Discard

  I blogged before about how my character Sol from Lady Wynwood’s Spies, volume 1: Archer loves Lady Wynwood’s cook’s seed cakes, and how I decided to try some seed cake recipes using a cook book published in 1800. The first seed cake recipe I tried, Pound Seed Cake , turned out really well, but after tasting them, my husband requested lemon poppy seed flavor. Making the seed cakes with sourdough discard turned out exactly the same as when I made a sourdough levain, so I thought that making these tea cakes would be a GREAT way to use up sourdough discard, since I always keep a jar for my discard in the fridge. The lemon poppy seed version turned out fantastic! I admit that the first time I made them, I accidentally forgot to check them at 25 minutes, so I took them out at 30 minutes and they were a little brown. But they still tasted wonderful and were great with tea. The sour tang of the discard paired perfectly with the lemon zest. I made them again and took them out at 25 min

ひとり寿司第17章パート4

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** レックスはビーチが好きだったが、砂は嫌いだった。砂だらけになる。今もそうだ——靴の中や靴下の中、そしてショーツのウエストバンドとスポーツブラの中にまで入ってくる。 そして、なぜこれほどバカなのか、彼女はバレーボールのドリルをやり続けた。 いや、バカではない。熱心なだけだ。トライアウトに呼ばれると仮定して、ワサマタユに入るという目標に集中する必要があった。もっとシェイプアップしなくては。 昨日のランチに食べた香港スタイルのヌードルは、本当に無駄だった。 横