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ひとり寿司第20章パート3

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** 神様という方は実用的なジョークを使うものだろうかと、エイデンは思い始めていた。 勾配のある丘を走ろうと、わざわざ南サンノゼまで来たのに、何故この人にばったり会ってしまうのだろうか? 話すのが一番ためらわれる人。彼女は、彼に結婚を申し込んだことを覚えているのだろうか? それに、レックスの家はこの近くではない。何故だろう? レックスはまだエイデンを見つけていない——丘を登るのに苦戦している。少し足を引きずりながら。足首に何か問題があるようだ。 避けた方がい
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Ghetto Gongfu @mastersteas #mastersteas

Last year, I really got into brewing oolong teas, black teas, and Chinese green teas gongfu style. It’s a method where you use a little more tea leaves but steep for a very short time (usually only 15-25 seconds), and then each steeping after that is a few seconds longer. When doing such a short steep, the tea is not bitter at all. I like how each steeping of tea tastes just a little different, because the tea leaves will release certain compounds first and other compounds later. Also, you can usually steep it anywhere from 5 to 9 times, depending on the tea. You can use a tiny gaiwan teacup to brew tea just for yourself, or you can use a teapot. There are some teapots made specifically for gongfu brewing, although they tend to be very small, ranging from 200 mL to 300 mL (although there are some that are larger and smaller, of course). There are a few teas at MastersTeas.com that I really love, but which are very expensive since they’re very high quality. However, some of them

ひとり寿司第20章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** 「ウエーッ。見られない。吐きそう……」 ビーナスの苛立った鼻息。「見なくていいの。目を閉じてて」 「だけど開けたら、見えるのは茶色いベタベタだけ。ウグッ……」レックスの胃は、吐くべきかどうかが分からないように迷っていた。 目をかたく閉じ、泥風呂に深く沈んだ。確かに熱がとても気持ちよかった。昔の腰の負傷——会社の椅子のせいだ——は、背骨の底に押し込まれた岩のような感じがしていたが、泥の中で体を伸ばすと、その圧迫感がゆっくりと退いていった。 ビーナスが自分の

The Wedding Kimono cover that never was

My novella, The Wedding Kimono , was released first as one of twelve novellas in the Christian Contemporary Romance anthology, Save the Date , but earlier this year, I released it as an individual e-book exclusively for my newsletter subscribers. When working with my graphic designer for the cover of The Wedding Kimono , this is the photo I originally wanted for my cover. Isn’t it absolutely adorable??? Unfortunately, while the photo was available as a stock photo, it was only for non-commercial use. :( So my graphic designer instead found this beautiful photo of a wedding kimono that she could use for the cover. Don’t get me wrong, I absolutely love the cover, but I still do sigh a bit about the cover that never was. Already one of my newsletter subscribers? Click here to get The Wedding Kimono free!

How can I pray for you?

Photo credit: lalalime.blogspot.com 日本語訳は下をご覧ください。 Thank you for praying for my health! My IBS was slowly been starting to feel better in July. I am still extremely strict with my diet, but I am also starting to experiment with what foods I can and can’t eat. I have also started a new eating and sleeping schedule, which I have dubbed my “chrono-diet” because I’m trying to take advantage of my circadian rhythm, according to the book Change Your Schedule, Change Your Life (I had borrowed a copy from the library but I enjoyed it so much I went ahead and bought it). I have started waking up at 6 am and exercising first thing, then having breakfast after exercise. I do work until noon, which is  when I eat lunch. I’m supposed to not eat until dinner around 5:30 or 6, but I haven’t been able to break the habit of snacking in the afternoon around 3. When I don’t snack, I get so hungry around 4 that I start eating anything I can see, so I snack in order to curb those cravings. I don’t

Last day of Smashwords July sale

Just a reminder that SUNDAY is the last day for the Smashwords July sale! My ebooks  Weddings and Wasabi , Unshakeable Pursuit , and The Spinster’s Christmas are FREE, but the price goes back up tomorrow! Here are the links to pick up my ebooks FREE: Weddings and Wasabi Unshakeable Pursuit The Spinster’s Christmas Sale lasts until July 31st!

ひとり寿司第20章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 20 トリッシュが久しぶりに教会に来た。ワーシップ・リーダーが閉会の祈りを言い終わる前にトリッシュが抜け出さないよう首を伸ばしながら、レックスは、長椅子でそわそわしていた。 「アーメン」 レックスは椅子から飛び上がり、教会の裏へと急いだ。後ろの方に座っていたトリッシュは、すでにドアの外に滑り出ていた。 トリッシュがマリコのブライダル・シャワーに来ていれば、家の前であっさりレックスを降ろして走り去るという行動をエイデンに取らせるようなことを、レックスは言わなかっただろう。ドラマミン