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Showing posts from January, 2022

Lady Wynwood #7 early release Kickstarter

I worked on my first Kickstarter and it got approved! It’s for the Special Edition Hardcover of Lady Wynwood’s Spies, volume 1: Archer and the release of Lady Wynwood’s Spies, volume 7: Spinster. I contacted my graphic designer about the Special Edition Hardcover of vol. 1: Archer—it’s going to be SO beautiful! The Kickstarter focuses on the Special Edition Hardcover, but it’ll also include vol. 7: Spinster so that it’ll sort of be like a launch day for vol. 7, too. A third special thing that’ll be in the Kickstarter is Special Edition Paperbacks of all the books in the series. They won’t be available in stores, just in the Kickstarter (and later, from my website, and also in my Patreon book box tiers if I decide to do them). The Kickstarter is not live yet, but you can follow it to be alerted when it has launched. (You may need to create a free Kickstarter account.) Follow Camy’s Kickstarter

ひとり寿司第11章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** さて、朝になったら、別のエンジニアの仕事を探さなくてはならない。もしかしたら、コンドミニアムが買えるくらい高い給料の会社が見つかるかもしれない。父と一緒に住むのは嫌ではないが、三○になったのだから、自立するべきだ。 レッカー車がオンボロ車を近くの修理工場に牽引するのを待つ間、レックスは自分の選択肢を比較してみた。車の修理には二日かかるだろうということだった。急にレンタカーが必要になったので、最後に一台残っていた大型車を借りることになり、法外な値段を払ったのだが、キー...

Extra scene from Lady Wynwood's Spies, volume 3: Aggressor

The following scene is a little weird. It takes place around the beginning of Lady Wynwood’s Spies, volume 3: Aggressor , but it has a few minor spoilers for the book, so you’ve been warned if you haven’t read it yet. But the scene was not written to be included in Agressor . It was actually written as the first scene in a side novel of the Lady Wynwood’s Spies series, The Spinster Spy . I think I mentioned before that I’ve already plotted out the entire Lady Wynwood’s Spies series, and it will be 10 volumes plus the 2 prequels ( The Spinster’s Christmas and The Gentleman Thief ), and there will also be a side novel, The Spinster Spy . The Spinster Spy will be kind of like the side series that are published alongside Japanese light novel series, like the Sword Oratoria side series of the Is it Wrong to Try to Pick Up Girls in a Dungeon? series, and the Sword Art Online Progressive side series of the Sword Art Online series. The side series take place on the same timeline as t...

ひとり寿司第11章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 11 哀れなほど短い面接だった。彼らは、企業で受付嬢としての経験がないのに受付の職に応募したレックスは完璧な能なしであることを確認するような質問を二つか三つ尋ねた後、彼女がドアを出るときには、そのドアが背中に当たりそうなスピードで、彼女をドアの外に追い出した。 彼らが立ち上がって手も握らず、挨拶もしなかったことは、唯一の救いだった。だから、右手で問題なくできそうな握手を、わざわざ左手でする必要もなかった。ロビーに出ると、反対側に女性用トイレがすぐに見つかった。開いたままになっているドアの...

How can I pray for you?

Photo credit: lalalime.blogspot.com 日本語訳は下をご覧ください。 Thank you for praying for me and my health issues! I think they’re slowly getting better. I’m making progress on my book, too! Lord, thank You for always being here with us when we need You. Amen How can I pray for you today? Please leave me your prayer requests! Prayer requests can sometimes be private things, so to keep your privacy, I’ve made a form you can fill out that will keep your requests just between you and me. Also please be sure to fill out the form again to update me if you sent me a prayer request in the past. I’d love to hear how you’re doing. あなたのために、今日お祈りさせてください。祈りのリクエストはこちらにどうぞ。日本語で書いてもらっても大丈夫です。 祈りのリクエストはプライベートなことに関する場合があります。あなたのプライバシーを守り、あなたのリクエストを私とあなたの間だけにとどめるために、この用紙を作りました。過去に送ってくださった祈りのリクエストに関するアップデート、変更、追加などがある場合も、この用紙を使ってください。あなたからのお便りを楽しみにしています。 Loading…

Martin Luther King, Jr. Day

ひとり寿司第10章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** 何で~! 遅刻だ! レックスは自分のオンボロ車に飛び乗り、ドライブウェイから車を急発進させた。プロレーサーのように勢いよく車線を変えながら、ハイウェイ85号をサニーベール方向へと走った。 デアンザ通りでハイウェイを降りた。SPZの巨大な四角いビルが目の前に立っている。右側のレーンに飛び移った—— (キキキキーッ! ガツッ!) 右前方の衝撃のために車が横に滑り出した。胸が剥ぎ取られるように痛い。そして、不気味なほど静かになった。 太陽が明るい。音は...

10 Things That Inspired Me to Write DEADLY INTENT

This post about my first romantic suspense novel, Deadly Intent , was originally posted on another website. However, the post is now lost in an internet black hole because the website was taken down. So I decided to repost it here on my blog. DEADLY INTENT back cover blurb: SCENE OF THE CRIME The Grant family’s exclusive Sonoma spa is a place for rest and relaxation—not murder! Then Naomi Grant finds her client Jessica Ortiz bleeding to death in her massage room, and everything falls apart. The salon’s reputation is at stake...and so is Naomi’s freedom when she discovers that she is one of the main suspects! Her only solace is found with the other suspect—Dr. Devon Knightley, the victim’s ex-husband. But Devon is hiding secrets of his own. When they come to light, where can Naomi turn...and whom can she trust? Ten Things That Inspired Me to Write Deadly Intent: 10) It's set in a spa. Can we say, research??? 9) The heroine is a massage therapist. Again, research??? I ...

ひとり寿司第10章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 10 火曜日の朝——ガラスのドアを開けた途端、レックスは心臓が胸から胃のあたりまでドサッと落ちる気がした。目の前にある会議室は、立っている同僚でぎゅうぎゅう詰めになっている。 時計を見ると朝九時十五分。昨日は、夜十一時近くまで残って働いた——エベレットは、七時に退社する前に、彼女の様子を見に来た——だから、全員参加の会議があることについてメールも電話もなかったことは、どう考えても明らかだ。 こっそり部屋の隅に入ろうとしたが、反対側に座っているエベレットが陰険な目つきで彼女を見ていた...

What’s up with Camy (January newsletter excerpt)

Thank you all for praying for me! My IBS is getting better, although I’ve had to eliminate more things from my diet. :( It’s so bland now, I was complaining to my mom that I should just eat rice and eggs. The good news is that I’m able to each mochi, and I’m thinking of making some for New Year’s. I actually found an old Regency recipe I had posted before, “Mr. Darcy Would Be Appalled White Soup,” can be easily modified for my IBS diet, so I made that a couple weeks ago. It was very yummy and perfect for our cold weather lately. If any of you know some good gluten-free recipes, please do send them my way! (I’m not actually sensitive to gluten, but I can’t eat wheat because it contains too much fructans, so essentially I have to go gluten-free.) As I’ve been feeling better, I’ve been able to get more and more writing done each day! I’m slowly progressing on Lady Wynwood’s Spies, volume 4: Betrayer . Even though my health has taken a turn for the worse thi...

Happy New Year!