Skip to main content

Posts

Showing posts from November, 2022

Lady Wynwood #7 early release Kickstarter

I worked on my first Kickstarter and it got approved! It’s for the Special Edition Hardcover of Lady Wynwood’s Spies, volume 1: Archer and the release of Lady Wynwood’s Spies, volume 7: Spinster. I contacted my graphic designer about the Special Edition Hardcover of vol. 1: Archer—it’s going to be SO beautiful! The Kickstarter focuses on the Special Edition Hardcover, but it’ll also include vol. 7: Spinster so that it’ll sort of be like a launch day for vol. 7, too. A third special thing that’ll be in the Kickstarter is Special Edition Paperbacks of all the books in the series. They won’t be available in stores, just in the Kickstarter (and later, from my website, and also in my Patreon book box tiers if I decide to do them). The Kickstarter is not live yet, but you can follow it to be alerted when it has launched. (You may need to create a free Kickstarter account.) Follow Camy’s Kickstarter

Lady Wynwood's Spies, volume 4: Betrayer is here!

The latest volume in my Christian Regency epic serial novel is released! Here’s the back cover description of Lady Wynwood’s Spies, volume 4: Betrayer : A Christian Historical Adventure set in Regency England with romance and a supernatural twist Part four in an epic-length serial novel Beleaguered spies Lady Wynwood’s team of spies are trying to heal from the physical and mental wounds recently dealt to them. However, their investigation into Apothecary Jack’s mysterious group has turned up only a few strange, disjointed clues, and the dangerous Root elixir continues to circulate in the London underbelly. It is only a matter of time before the Root is sold to Napoleon, which would give him overwhelming dominance in the war. Sudden threats Then Laura, Lady Wynwood, is unexpectedly attacked by a man she had trusted. Although Phoebe and her household staff manage to protect her, her life is now in danger and she must go into hiding. Dangerous mysteries Laura uncovers more ...

Happy Thanksgiving!

ひとり寿司第25章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 25 「ミミに聞いてみよう」 「ええっ?」ベッドに横になりながら、レックスは痛む背中の後ろに置いてある枕を動かす手を止めた。「冗談だよね?」 ビーナスは携帯を出した。「あの子、何年か前に車の事故に遭った時の傷痕、全然ないよね。火傷がひどかったじゃない、あの時。あなたの水膨れをどうしたらいいか、聞いてみよう」 あのいとことは、クラスタシアン・レストランでゲス野郎のジョージを盗まれて以来、会ってなかった。 「だけど、ミミよ。あなたも好きじゃないと思ったけど」 「他にいい考え、...

ひとり寿司第24章パート2

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** ********** どうして月曜日はもっと早く来ないのだろう。 バイコディンが完全に切れてしまった後、骨にしみる痛みが戻ってきた。最悪の週末だった。 月曜日の朝、ビーナスの運転で医者に行った。レックスは待合室の椅子にゆっくり座った。 隣に座っていた女性は、レックスの顔を見てびっくりした様子だった。二日間シーツを噛み、CPMマシーンの動きとともにズキズキする膝を抱えながら、枕に汗を浸み込ませた後、レックスは電子レンジで温められた死神のように見えたのだろう。 「レックス・坂井さ...

How can I pray for you?

Photo credit: lalalime.blogspot.com 日本語訳は下をご覧ください。 I got hit by a really bad IBS flare-up just when I had been starting to feel better! I’ve been trying to finish book 5 in my Regency series, Lady Wynwood’s Spies , but I’ve been feeling so sick lately that I haven’t been able to get as much done as I’d like. Please continue to pray for my health! When I’m feeling well, I’m so excited to write my series, but when I’m feeling poorly, I don’t get much writing done at all. Lord, thank You for always being with us through all our struggles and trials. Please grant us Your peace so that we can act according to Your will and please You in all we do. Amen How can I pray for you today? Please leave me your prayer requests! Prayer requests can sometimes be private things, so to keep your privacy, I’ve made a form you can fill out that will keep your requests just between you and me. Also please be sure to fill out the form again to update me if you sent me a prayer request in ...

ひとり寿司第24章パート1

「ひとり寿司」をブログに連載します! ひとり寿司 寿司シリーズの第一作 キャミー・タング 西島美幸 訳 スポーツ狂のレックス・坂井 —— いとこのマリコが数ヶ月後に結婚することにより、「いとこの中で一番年上の独身女性」という内輪の肩書を「勝ち取る」ことについては、あまり気にしていない。コントロールフリークの祖母を無視するのは容易だ —— しかし、祖母は最終通告を出した —— マリコの結婚式までにデート相手を見つけなければ、無慈悲な祖母は、レックスがコーチをしている女子バレーボールチームへの資金供給を切ると言う。 ダグアウトにいる選手全員とデートに出かけるほど絶望的なわけではない。レックスは、バイブルスタディで読んだ「エペソの手紙」をもとに「最高の男性」の条件の厳しいリストを作った。バレーボールではいつも勝つ —— ゲームを有利に進めれば、必ず成功するはずだ。 そのとき兄は、クリスチャンではなく、アスリートでもなく、一見何の魅力もないエイデンを彼女に引き合わせる。 エイデンは、クリスチャンではないという理由で離れていったトリッシュという女の子から受けた痛手から立ち直ろうとしている。そして、レックスが(1)彼に全く興味がないこと、(2)クリスチャンであること、(3)トリッシュのいとこであることを知る。あの狂った家族とまた付き合うのはごめんだ。まして、偽善的なクリスチャンの女の子など、お断り。彼はマゾヒストじゃない。 レックスは時間がなくなってきた。いくら頑張っても、いい人は現れない。それに、どこへ行ってもエイデンに遭遇する。あのリストはどんどん長くなっていくばかり —— 過去に掲載済みのストーリーのリンクはこちらです。 *** 24 トイレに行きたい。 手術台の上で何時間寝ていたのか知らないが、レックスは天井を見つめ、すっかり目が覚めていた。寝袋の中で寝そべっているビーナスの小さいいびきは、CPMマシーンが足を曲げ伸ばしするリズミカルな機械音と呼応しているようだ。 かわいそうなビーナス。あのネズミのことについて尋ねる余裕もなく(あの後、まだ見かけていない)、レックスのために全てを整えた後、疲れ果てて倒れ込んだ。今、彼女を起こすことはできない。 マシーンが足を曲げると、頭がかべにぶつかった。ベッドのバカ。...